StrengthsFinder
ストレングスファインダーとは、米国ギャラップ社の開発した自分の才能を見つける診断ツールです。起業家やビジネスの教育などに積極的に取り入れられているストレングスファインダーを、自分にあった最適な投資手法は何なのか見つけ出すために活用してみました。その人に合った手法は投資を始める前からある程度決まっているといわれています。
ストレングスファインダーでは自分の思考、感情、行動の「特徴」そのものが「才能=強みの元」だと言っています。それらの強みを明らかにし磨きあげることで最高のパフォーマンスを発揮しようというものです。
個人投資家Sの上位5つの資質はこのようになりました。
驚いた事に思考回路が完璧に投資家でした。
これをみて思い浮かぶのは、やはりフィリップ・フィッシャー、そしてチャーリー・マンガーです。
バフェットの投資手法の85%はグレアムから、残り15%はフィッシャーから来ているようですね。
自分の投資手法の30%はフィッシャーから、30%はマンガーから、20%はグレアムから、残り20%はバフェットから学んでいこうと思います。
今まで紹介したことがなかったのですが、実は自分が1番尊敬している投資家はチャーリー・マンガーなんです。
彼の圧倒的な凄さをまた紹介したいと思います。
バーゲンハンター
トルコリラ・ショック?
昨日8/13はちょうど世界遺産 平泉を観光していました。厳美渓の空飛ぶ団子を食べながら市場をチェックしてみると驚くほど急落してるじゃないですか。
いっぱい買わせていただきました。ごちそうさまです。お団子も美味でした。
いつも買ってばかりで自分でもどうやって資金を回しているのか不思議に思うんですが、上昇局面では容赦なく取得単価高いポジションや、弱い銘柄を剥がして50%近くまで資金を手元に持ってきています。
選挙だとか、ミサイルだとか、VIXショックだとか、今回のトルコショックだとか。この先市場は下がっていくんじゃないかと悲観論が増え始めましたね。
今月もあと半分、できればもっとたくさんバーゲンハントしたいと思います。
見ているのは株価ではなく、会社の価値です。不祥事や倒産などの本質的リスクは存在しますが、素晴らしい会社が成長を続ける限りしっかりホールドしてこれからも見守っていきます。
投資の定義
「投資とは 、詳細な分析に基づいたものであり 、元本の安全性を守りつつ 、かつ適正な収益を得るような行動を指す 。そしてこの条件を満たさない売買を 、投機的行動であるという 。」 「賢明なる投資家」ベンジャミン・グレアム
投資の定義をするときはいつもグレアム・ドットアプローチへ回帰します。
最近新たに見つけた定義が自分の取るべき方針と綺麗に一致していたので紹介したいと思います。
「投資とは、企業の実態価値と価格(株価)との間に生じる差異の裁定プロセスに主体的に参加すること」 スパークスグループ
スパークスグループのバフェットクラブのコラムはとても参考になりますよ。
投資家の行動とはまさにこうあるべきだと思いますし、「主体的に」というところがポイントになっているようですね。
投資に関してあまり知らない人からすると、差異の裁定プロセスとはなんぞや?と思うかもしれませんが、長期投資の醍醐味がここにあります。
巷では、投資=お金を増やすこと。投資=業績をみて買うこと。投資=未来を予想すること。などの表面的な言葉だけが騒がれていますが、それだけではとても賢明な投資とは言えません。
経験を積み、さまざまな投資哲学を学びながら、投資の本質的な部分にアプローチすることは個人投資家としても、人間的にも成長できるとても素晴らしい探究です。
buy & hold
正しい魅力的な株を買っておけば 、その株を売るときは … …来ないかもしれない 。
適切な銘柄を選び 、時の試練を耐えたならば 、それを売る理由はあまりないということ。
フィリップ・フィッシャーの「株式投資で普通でない利益を得る」の第6章に書かれたお気に入りの言葉です。
バフェットの投資スタイルの15%はフィッシャーから来ているようですね。
「S−5」に唯一組み込みが確定していて、買い集め終わったと思っていた銘柄がここのとこ安く売り込まれていたのでごそっと買い増しました。
高品質のコーヒー豆が品質落とさず安く買えれば、最高のコーヒータイムがたくさん取れますからね。
積み立てNISA
アクティブ投資は自分で行い、インデックス投資は投資信託やETFに任せています。
以下は積み立てNISAの内訳です。
積み立てNISAは、年間40万×20年間(800万)までが非課税となる国策の一環です。
2018年5月から毎月積み立てて3ヶ月になります。
全世界株式に分散投資をしているバンガードを高比率にして、ついで先進国株式、米国株式としています。
アクティブ運用のひふみが少し入っていますが、これはレオスの投資哲学に賛同していることと、日本特有のアクティブ運用の好成績がいつまで続くのかを実際検証してみたいという思惑を含んだ組み込みです。
個人的に日本の株式市場は、外部要因に対する大袈裟な反応、投機性の高い愚かな資金の流入、過小評価された会社の価値など、いくつかの要因によってこれからも資金の行く末は、強いファンド、強い投資家だと思っています。
運用している個別銘柄に比べれば投資信託に向ける資金はわずかですが、「塵も積もれば山となる」ことや、「ドルコスト平均法」の実証実験だと思って眺めています。
20年後には43歳。時間を味方にして多段階の仕込みをするのはとってもワクワクします。
それにしてもこうやってみると、米国株は強いですね。
〈3150〉グリムス
初めて個別銘柄の紹介です。
今回紹介するのはJQのグリムスという会社。
電力の完全自由化を見据え、幅広く事業を展開しています。
直近打ち出された日本の第5次エネルギー基本計画では、再生エネルギーの主力電源化が明記されたようです。グリムスは再生エネルギーや省エネを手掛けています。
ROE + ESG = ROESG投資という言葉が投資家の中では重要視されるようになった現在、ROE(22%)のグリムスはこの流れのど真ん中にいます。
E : Environment (環境)
S : Social(社会)
G : Governance(企業統治)
ESG投資は、上記3要素を押さえた経営をする企業に対する投資です。
この銘柄は以前紹介した記事の、半永久保持ポートフォリオS−5に組み入れたい銘柄筆頭候補であり、少し所持していてチャンスがあればたくさん買い集めたいと思っています。
現在までの売買記録は以下の通りです。
2264円(買)→3640円(売 +60%)
3290円(買)→4445円(7/26現在保持 +35% )
この期間には立会外分売が行われ、この記事を書いている7/26−27に1:2の株式分割が行われ、少しずつ流通量を増やしながら東証一部指定替へ向けて着実に進んでいます。
グリムスの成長とともに、環境が改善されて、人々の生活が豊かになり、株主の利益も大きくなる。このような素晴らしい会社のほんの一部を所有し、会社の成長を長期にわたって見守っていきたいものですね。
最高の時間を買い付ける
最近読んだ本
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! 苦米地英人
ここで書かれている「時間に関する考え方」の反転が投資家のマインドセットにつながっているように感じました。
一般的には「時間は過去から現在 、未来へと流れている 」という時間観
一方では「時間は未来から現在 、過去へと向かって流れている 」という時間観
投資家というのは後者のマインドセットをもっています。
過去が未来をつくるのではなく 、 「未来が過去をつくる 」
未来が最高なら 、過去も現在も最高
最高の未来の価値を現在の価格で買い付け、やがて現在が最高になり過去も最高になる
これからも最大の武器「時間」を最高の未来の「価値」に変換し続けていきます。