個人投資家Sの頭のなか

25歳 個人投資家S。 お気に入りの豆を買い付けてコーヒーを淹れながら、株式投資をする日々。

〈3679〉じげん (1)

 

個別銘柄の紹介です。今回紹介するのは今年6月にマザーズから東証1部に指定替えされたじげんという会社。何を隠そう自分が昨年から1年近くに渡って積極的な買い集めをしてきたのはこの会社です。

今や数千株の仕込みが終盤に差し掛かり、個人投資家Sのポートフォリオの50%以上を占める投資活動の運命共同体のような存在です。

じげんは上場以来18四半期連続の前年比増収増益を達成し続ける成長企業ですが、株価のほうは様々な要因によって売り込まれ頭を押さえ込まれています。

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週足ベースで見ても指定替え後昨年と同じ水準まで戻ってしまっていますね。VIXショックと重なった時期に一部指定替えのため社長が所持していた株を海外に売り出しました。そのあいだ市場も年末年始の時期とは変わって悲観論が覆い始め、じげんの株価も下がる一方でした。

「強気相場は悲観のなかで生まれ 、懐疑のなかで育ち 、楽観とともに成熟し 、陶酔のなかで消えてゆく 。悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である 」 ― ―ジョン ・テンプルトン卿

伝説のバーゲンハンターと言われるジョン ・テンプルトン卿の言葉です。自分のスタイルはコントラリアン(逆張り投資家)です。

じげんが成長し事業を拡大し売り上げを伸ばしブランドを高めている一方で、株価が下がっている。今の状態を、まさに企業の価値と株価の差が開大しギャップが生じていると捉えています。このギャップが長期にわたって修整されていく裁定プロセスに積極的に参加することが投資家の主な活動だと感じています。

なぜ「じげん」にこだわるのか。考えていること。

この売り出しに伴う低迷は、じげんにとってのグリッチになるのではないか。(ケン・フィッシャーの言う、スーパー企業における一時的な利益の低下やブランクのこと)

アマゾンやグーグルなど世界最先端を行く企業群は今やどれもがプラットフォーマーだということ。(じげんの主な事業はライフメディアプラットホームであり多岐に事業拡大を続けていること)

代表取締役社長平尾 丈CEO、取締役寺田 修輔CFOをはじめ、若く圧倒的な実力を有する優秀な経営陣に率いられた企業群であること

水嶋ヒロ氏がCLO(Chief Lifestyle Officer)に就き、機能だけでなくデザインファーストの時代の流れをも乗りこなしていること

挙げだしたらきりがないのでこの辺にしますが、こんなことを考えています。

次回の記事で、じげんの懸念材料や株価の修整プロセスがいつどうやって起きるのかなど挙げていこうと思います。