個人投資家Sの頭のなか

25歳 個人投資家S。 お気に入りの豆を買い付けてコーヒーを淹れながら、株式投資をする日々。

投資における一貫性

 

・他人の方法から自分の方法を創ること

・経験によって自分に落とし込むこと

・それを更新しながら磨き上げること

 

coffeestock.hatenablog.com

 

最初はバフェットについて学び始めました。しかしバフェットの方法そのものというのは練りに練られたバフェットの人生経験からくるもので取り入れるのが困難でした。そこで行き着いたのがバフェットが辿ったのと同じように、ベンジャミン・グレアムとフィリップ・フィッシャーの考えを組み合わせる過程を自分でやってみようということです。

 やることは、グレアムの「証券分析」と「賢明なる投資家」、フィッシャーの「株式投資で普通でない利益を得る」を繰り返し読み込むことに集中しました。3回でも10回でも。きっと30歳になる頃にも100回以上読まれたボロボロの「賢明なる投資家」を片手に今と変わらずコーヒーを飲んでいると思います。

この過程を辿ることでみえてくるものが、投資の中心的概念「安全域」。実はグレアムもフィッシャーも手法は違えど、中心には同一の「安全域」が存在しています。そこに投資の本質的な部分があるように思っています。

 

投資の教科書としての最高傑作はすでに1930年代から出版されています。今現在書店に並ぶ投資本の多くは劣化版で、それらを1〜2回読むのは逆に害になるのではないかと危惧しています。

原点回帰することはとても重要です。